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『X4: Foundations』アップデート 8.00 パブリックベータ、通称「外交アップデート」がついに配信されました。この無料の大型アップデートでは、戦略をさらに奥深くする新要素、「外交システム」が導入されます。『X4』史上はじめて、
外交が本格的なゲームプレイ要素として機能するようになります。新しい外交システムや、その他の大きな変更点および改善点については、このニュースをご覧ください。全変更点をまとめたものは、
パブリックベータフィードバックフォーラム でも確認できます。
>> Diplomacy Update Public Beta Trailer
パブリックベータ参加手順『X4: Foundations』をお持ちの全プレイヤーがアップデート 8.00 パブリックベータ版をダウンロードできます。ただし、参加するには、
リスクとルール を理解する必要があるため、公式フォーラムの案内をご覧ください。登録不要でアクセスできる
このリンク先で詳細をご確認ください。
外交システムの導入 - かつてない方法で『X』ユニバースに影響を与えよう
『X4: Foundations』アップデート 8.00の目玉は、
新しい外交システムです。このシステムにより、『X4: Foundations』のサンドボックス性と経済シミュレーションの要素が、これまでにない形で活かされることになります。外交システムは、ゲームプレイに深く組み込まれた新機能であり、
3つの主要な要素を軸に構築されています。
大使の間 - 影響を与えるための便利な手段
このアップデートでは、プレイヤーの本部で新しく「大使の間」をアンロックできます。一度アンロックすると、以降、その部屋があなたの外交活動における拠点となります。外交官たちがその円卓に集い、銀河じゅうの派閥代表者たちと速やかにやり取りをできることでしょう。
- 本部での研究によりアンロック可能[*] 研究やテラフォーミングと同様の新しいUIタブからアクセス
- 各派閥の外交官を受け入れるには関係性を向上させる必要があります
- 新たな「派閥と関係」メニューで全体像を容易に把握できます
エージェント - 外交と諜報のスペシャリスト
エージェントは
新しく雇用できるようになったNPCのクラスで、交渉または諜報に特化させることができます。雇用後、艦船を割り当てると、エージェントを幅広い外交任務に派遣できるようになります。プレイヤーと派閥間の関係を交渉したり、敵の艦船を偵察したりするほか、ひそかに混乱を引き起こすことも可能です。
エージェントの主な機能は下記のとおりです。
- 経験値システム:新参から上級工作員までの6段階の階級
- 専門任務:関係改善、停戦交渉、設計図の盗難、外交妨害の開始など多彩なミッション
- 行動は資源に依存:任務には、クレジット、影響力、ハッキングツールや賄賂などの特殊アイテムが必要です
- クールダウンとリスク:作戦には時間がかかり、ミッションの難易度やエージェントの能力に応じて負傷や失敗に終わるリスクもあります
最初に雇用できるエージェントは2人ですが、研究や進行状況に応じて最大で8人まで増やせます。
外交妨害 - 派閥間の政治に影響を及ぼそう
おそらく最もゲームに大きな変化をもたらす要素は、
NPCの派閥間の外交関係が動的に発生し、さらにその関係に影響を与えられるようになった点です。派閥間の関係が変化することで、同盟や交易相手、供給網が大きく揺れ動き、銀河全体に驚くべき影響を及ぼす可能性があります。
これらのイベントは、同盟・中立・敵対などの実際の派閥間関係にもとづいて起こり、以下のようなシナリオを発生させます。:
- 交易紛争
- サイバー攻撃
- 諜報活動への疑念
- 和平交渉[*] 領有権の主張
これらに対し、プレイヤーは下記の選択肢を取ることができます。:
- エージェントを使ってイベントに介入し、自分に有利な結果に誘導する
- 「プロトコル・ヌル(Protocol Null)」を発動させ、混乱を引き起こして定期的に派閥間イベントを発生させる
- 何もせず、結果を静観する
イベントの結果として、同盟関係の変化、戦争の勃発、停戦、戦略資源へのアクセス状況の変化などが発生し、プレイヤーの選択によってユニバースがますます生彩を帯びて動きます。
新しい外交システムの使い方とパブリックベータ中のフィードバックの送り方
プレイヤーが本部を所有し「ハティクヴァの貿易改革運動」のストーリーラインを完了すると、
ダル・バスタから連絡が入り、これらの新機能への導入の物語が始まります。
これまでの『X4』の大型アップデートと同じく、
今回の新システムも最初の試行版です。パブリックベータ期間中はみなさんからのフィードバックを注視し、開発チーム内で協議を重ねながら、年内にリリースを予定している『X4: Foundations』外交アップデートの正式リリースに向けて各要素の調整を行います。
フィードバックやバグレポートは、
パブリックベータフィードバックフォーラムにお寄せ下さい。投稿する前に、該当のフォーラム上部に固定されたスレッドにある
ルールと情報を必ずご一読ください。
アップデート 8.00のさらなる詳細
NVIDIA DLSSフレーム生成対応 - パフォーマンスに革命をもたらす
アップデート 8.00で
NVIDIA DLSSフレーム生成に対応しました。これは『X4: Foundations』のパフォーマンスを大きく向上させる重要な技術です。AIによって追加のフレームを生成することで、フレームレートを倍増、あるいはそれ以上に高めることが可能となり、特に、宇宙全体のシミュレーションのため元のフレームレートがCPUの性能に強く依存する本作においては絶大な効果を発揮します。
大規模戦闘で艦隊を指揮しているときでも、星間交易の支配圏を管理しているときでも、フレーム生成はプレイの滑らかさを劇的に向上させます。特に、高解像度や最新の高リフレッシュレートディスプレイを使用している環境では、その効果がより顕著に現れます。
GeForce RTX 40シリーズのGPUを使用している場合、
DLSS 3の恩恵を受けられます。DLSS 3では、NVIDIAのAIによる超解像技術に加え、
フレーム生成が導入されており、描画の滑らかさとパフォーマンスが大幅に向上します。また、RTX 50シリーズを使用しているプレイヤー向けには、
DLSS 4への対応も現在準備中です。DLSS 4では、1回の描画あたり複数の追加フレームを生成する
マルチフレーム生成や、さらに進化した超解像処理が導入される予定です。これらの技術はすべて、NVIDIAの第5世代Tensorコアによって支えられています。
『X4』でフレーム生成を有効にするには、グラフィック設定で NVIDIA DLSS をオンにするだけです。対応ハードウェアを使用していれば、フレーム生成は自動的に有効になります。
マップレイアウトの変更
さまざまなUIにおける改善のなかでも、もっとも目につきやすいのが、『X4』ユニバースマップの
レイアウト変更です。今回のアップデートで宙域をより視認性の高い方法で再編成、グループ化し、マップ全体のみやすさを向上させました。
新しい接続モジュール
ステーションの角をきれいに処理したいと思ったことはありませんか? あるいは、縦長の構造物をすっきりさせたい、T字型の接続部が欲しいとか、それに「理想のステーションを作るには夢のステーションを作るにはあと1パーツ足りない」と感じたことがあるかもしれません。そんなみなさんに朗報です! アップデート 8.00では、アルゴンの設計士たちが
5種類の新しい接続モジュールの設計図を公開しています。このモジュールによって、ステーションの設計に新たな可能性が広がります。想像力を解き放ち、もし自慢の設計ができたら、ぜひ公式フォーラム内の
設計コミュニティでシェアしてください!
"Bem-vindos!" - ポルトガル語音声を追加
アップデート 8.00から、『X4: Foundations』に
ポルトガル語の音声が導入されました! 『X』ユニバースをより多くのプレイヤーにアクセスしやすくするための大きな一歩と言えるでしょう。ポルトガル語話者のみなさんはぜひこの新要素に関するご意見、ご感想をお聞かせください。フィードバックは
パブリックベータフィードバックフォーラムにご投稿ください。ポルトガル語音声を最高のクオリティにするためにご協力をお願いします。
今後の展開
これまでの大型アップデートと同様に、パブリックベータの始まりが開発の終わりではありません。この
フィードバック期間はプロセスの重要な一部であり、私たちは、私たち自身のアイデアと、みなさんからの洞察に導かれながら、アップデートコンテンツをさらに洗練させていきます。ぜひ
あなたのご意見やプレイ体験を
パブリックベータフィードバックフォーラムからご投稿ください。ともに今回のアップデートの最終バージョンを作っていきましょう!
みなさんのご支援に感謝しています。同盟、和平交渉、あるいは波乱の誘発をお楽しみください!
『X4』外交アップデート 8.00 パブリックベータ 1 変更点